水曜日の今日は渋谷_LUSHでANCHOR-EDGEを見て来ました。
三者三様。やっぱ音楽って面白いっす。
さて、いよいよ最後のライナーノーツです。
9.in your light 7
アルバムの最後を飾るエレクトロな質感の新録の新曲です。7はバージョンのこと。
新しいMacBookを買ってそれでひとりで宅録しようと思って、2007年の春くらいにシステムの試験用に初めて作ったデモ曲一号だったんだけど、どんどんいい感じになっていったのでちゃんとやって作品にしました。聞こえかたはエレクトロでも実は要素は全部自分で手で弾いてるんです。
最初に聞こえる音はピアノとアームを使ったエレキギターです。そこにこの曲のテーマになってるフワフワポコポコした音が入ってきますがこれはいつもライブで使っているあのアコギの音。そこにフィルターを掛けたオルガンが重なってきます。
そして再びジャズマスターのアーミングが戻って来た後、リーディングのような歌のような言葉が聞こえてきます。
in your light
someday, you will find what you're looking for.
someday, you will realize that you were right.
you will always be staying in your light, somewhere.
someday, you can love yourself.
大丈夫さ、心配ないさ。
キミはいつかきっと、ずっと探し続けていた何かを見つけられるさ。
キミにもいつか必ず、自分自身をちゃんと愛せる日がくるから。
だから大丈夫さ、心配ないさ。
そんなメッセージが込められています。
とても落ち込んでいて、惨めで、先の見えない時期に書いた詞なんですが、とても気に入っています。
あと、ホントはMIXをウオちゃんにやってもらうつもりでふたりであーでもないこーでもないってやってたんだけど、結局時間が無くなっちゃって自分でMIXしたのが残念です(笑)。
今までの自分、これからの自分、「次の音のカタチ」、「歌のチカラ」、自分ではとても自分らしい作品が出来たと思っています。
「sing as you are 〜'07 live log〜」
2008/06/01リリース、高畠俊太郎ソロ名義2作目の音源「sing as you are 〜'07 live log〜」は2007年の一年間に行われた高畠俊太郎のライブ音源の中から自身がセレクトしたベストセレクションアルバムです。
アコースティクギターの弾き語りからピアノとリズムボックスのアンサンブル、エレキギターのフィードバックやウッドベース、高畠俊太郎ROCK'N ROLL BAND、など、色々な組み合わせで試みられた2007年の高畠俊太郎の活動がこのアルバムには記録されています。それは自身にとっての「次の音のカタチ」「歌のチカラ」を探す旅の記録でもあります。
ULTRA POP、POINTER、AUTO PILOTなど歴代バンドの曲や、ファーストソロアルバムからの曲、またそれ以降の音源化されていないソロ曲など、収録曲もバラエティーに富んだベストアルバムです。
新録の「in your light 7」収録。下北沢ハイラインレコーズ限定発売。
明日は木曜。
いよいよ日曜日の「headLine vol.13」でリーリース祭ファイナルです。
普段の生活の中で色々なことが変化し、高畠俊太郎という人が音楽を続けていることで
こんなにも影響を受けると思っていなかったので、嬉しい誤算だったと言えると思います。
sing as you areのライナーノーツを全部読めて嬉しかったです。ありがとうございました。
すごくいい!